皆さま、こんにちは。
新型コロナウイルスの影響が多方面に出ております。
その一つとして、先週、日本消化器内視鏡学会より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への消化器内視鏡診療の対応についてというお知らせが出ました。
かいつまんで見てみると、
・風邪の症状や 37.5℃以上の発熱がある方
・2週間以内に新型コロナウイルスの患者やその疑いがある患者との濃厚接触歴がある方
・2週間以内に感染流行地域への渡航歴がある方(流行地域は日々拡大していますので、アップデートされた情報に基づいて各施設で対処してください)
・強い倦怠感や息苦しさを訴える方
こういった方に、緊急でない内視鏡はやらないほうがいいよ、と書いてあります。
そのため、検査を受けられる患者さんには、検査前に上記のことを再確認させていただきますので、お願いします。
そして、
消化器内視鏡診療における防護策について
最近は無症状のウイルス感染例の報告も相次いでいます。この観点からも、消化器内視鏡施行の際には、スタンダードプリコーションを徹底してください。フェースシールド付きマスク(またはゴーグル+マスク)、手袋、ガウン(長袖)着用を推奨します。各種防護具は患者毎に取り換え、検査・治療終了後には手指から肘までしっかりと洗浄するようにしてください。
とも書いてあります。
つまり、検査一回ずつ、マスク、ゴーグル、手袋、ガウンを取り替えて、検査をするのが望ましいということです。
うーん、今、ガウンだったり、マスクだったり、入手が難しく、交換を頻回にするというのが、現実的でなかったりします。
申し訳ありませんが、上記の理由より、今後しばらく(数ヶ月は続くと思いますが)、検査件数を絞らせていただくこととなります。
症状などから、今、検査をすべきという人を優先させていただき、検診などの検査は予約が取りにくくなることとなりますが、今の状況を鑑みて、ご了承ください。
よろしくお願いします。
染谷
そめクリの日常