昨日は朝から夕方まで、川崎市立井田病院にお邪魔していました。
クリニックのある高津区のすぐお隣、川崎市中原区にあって、とても近い病院なのですが、これまで、お邪魔する機会なく、今回の研修会で初めてお邪魔しました。
院内は、新館が出来て、とてもきれい。コーヒーショップなどもあったりします。

とても、広々とした空間ですよね。
さて、ここに何をしに行ったのか、というとですね。
5月25日日曜、そして昨日7月6日日曜の二回にわたって、緩和ケア研修会というものに参加してきました。
昨年より、本格的に在宅診療に着手して、おひとりでは、通院できない患者さんに対して、こちらから訪問で診療を行うということは、
やはり、通院できる患者さんよりも、より体調が芳しくない方も多くなってくるわけです。
中には、身体的、精神的に強い痛みを持っている方もいらっしゃいます。そうした方への対応として、緩和ケアというのが、大事になってくるわけですが、僕が、がん患者さんなどに対して、緩和ケアを行っていたのは、病院勤務時代がメインですから、もう10年近く前ということになります。
当然、治療の方法などなど、様々な事が変化しているわけで、そのあたりを見直したいという想いで、研修会に参加してきました。
日曜の朝から夕方まで、それも丸二日間ですから、ハードといえば、ハードですが、研修を担当してくれた、井田病院のスタッフの方の献身的な対応に頭が下がる思いで、しっかりと学んできました。

ワークショップ形式があったりするため、座講だけでは、ウトウトしそうになるものも、乗り越えてきました。
また、そういったコミュニケーションを取る事によって、さまざまな人たちとも新たに知り合えたことも、こういった研修会に参加することの醍醐味でしょうね。
話をしてみたら、実は、大学の先輩だったり、クリニックのすぐ近くの訪問看護ステーションの責任者の方だったり。
明日から、すぐに緩和ケアを、すべてこなせるわけではありませんが、地道に少しずつ、出来ることから、またやっていこうと、気持ちを引き締めて、帰ってきました。
帰宅後、もちろん、アルコールで喉を潤したわけですが・・・