去年もこんなタイトルで、ブログ書いていました。
最近は、忙しさにかまけて、そして、Facebookページに書くことが多くなったこともあり、ブログの更新は、前よりもさらにレアものになってきました(汗)
2006年4月3日に開院して、うちのクリニックも早や、9年目に突入しました。
「え?もうそんな経っていたの」という気持ちが大きいですが、これからもできることを一つずつ、積み上げていきたいと思いますので、皆様、よろしくお願いします。
さて、クリニックに来院していただいている患者さんは気付いたかもしれませんが、待合室にこんなパンフレットが置いてあります。
これまでも、ちょっとずつ往診には行っていたのですが、かかりつけの患者さんも徐々に高齢化していきますし、在宅診療のニーズが高まっていることもあり、昨年2013年9月より本格的に当院も在宅診療に着手することになりました。それ以前から、在宅診療をメインにしている診療所を開設している仲間たちのグループに入れてもらって、ちょっとずつ、在宅診療について教えてもらってはいました。それでも、外来とは全く違う流れの在宅診療の仕組みを、外来をしながら作り上げるの時間的に困難な事もあり、なかなかスタート出来ないでいました。
そんな中、2013年8月に当院では初の男性スタッフ、事務長に入職してもらいました。彼の役割は、医師がしなければならない事以外のクリニックのマネージメント全般のとりまとめです。彼が入ってくれたおかげで、在宅診療のシステム作りが一気に進んだのです。
そして、今年に入り、ちょっとずつ、非常勤のドクターにも来てもらえるようになっています。1月から月に2回、土曜の午前に呼吸器内科の先生に外来診療を担当してもらい、この4月からは、リウマチ専門医の女医さんに、水曜午前中に外来を担当してもらい始めました。
これまでの8年間、学会参加の時などは臨時休診にして、代診をお願いすることもなかったので、僕以外のドクターが診療することは一度もありませんでした。それが、ここにきて、急に流れが変わった感じです。
もちろん、水曜も土曜も、僕は通常通り診療をしていきますので、二人体制の日があるという事ですね。これで、待ち時間の短縮、専門の先生の診察などなど、患者さんにとって意義のある変化を起こせるかなと、感じております。
今年度、これからもうちょっと、変化をつけていこうと考えておりますので、自分としても非常に楽しみです。
あ、そういえば、去年から加速度的に忙しくなったのは、さぼり気味だった医師会としての仕事を少し受けてしまったからというのもあります。これは、通常の診療とは全く違う意味で刺激を受けることも多く、微力ながら、頑張っていこうと思っています。
以上、9年目を迎えての、ちょっとした所信表明でした。まあ、文章にしてみるとあれですが、まったくスタンスは変わりません(笑)。